乳酸菌のあらゆる特性

乳酸菌の糖尿病に対する意外な効果

糖尿病とは、文字通りに糖が尿に排泄されてしまう病気です。
それには腸内環境の影響が大きいことがわかっています。
ここでは、糖尿病になる仕組みと、それを改善する乳酸菌との関係について見ていきましょう。

糖尿病になる原因

糖尿病にもいくつかの種類がありますが、糖尿病患者の95%が生活習慣により、糖尿病を発生したといわれています。

【1型糖尿病】
膵臓がインスリンを作らないためにインスリン量が不足してなる糖尿病。
遺伝や環境が原因とは言われていますが、ハッキリとした原因はわかっていません。

【2型糖尿病】
2型にもインスリンの不足が原因の糖尿病と、肝臓や筋肉がインスリンを感じなくなるために起こる糖尿病があります。
食事や生活習慣が関係しており、2型の原因は内臓脂肪の増加や運動不足です。
遺伝や環境、加齢やストレス、食べ過ぎや味覚障害が原因になることもあります。
日本人の95%が2型です。

慶応大学医学部の研究により、高脂肪食の過剰摂取により大腸の慢性炎症がひきおこされ、その炎症がインスリン抵抗症を起こし、糖尿病を発生するというメカニズムをマウスの実験より導き出しました。
これは肥満になっても大腸の炎症がおきなければ、糖尿病を発生しにくいということを示し、大腸の炎症を抑えることで糖尿病発生を防ぐ可能性を表しており、大腸の健康が大きなネックになっていることを示します。

大腸の炎症を改善する乳酸菌

難病に指定されている「潰瘍性大腸炎」の症状を抑える乳酸菌に注目が集まっています。
「潰瘍性大腸炎」は大腸の粘膜にびらんや、潰瘍ができる炎症で、頻繁な下痢と腹痛が特徴です。

乳酸菌は、潰瘍性大腸炎の症状を緩和させます。
潰瘍性大腸炎にかかった人の腸内は、善玉菌乳酸菌が少ないことがわかっています。
潰瘍性大腸炎の症状を緩和させる乳酸菌種には以下のものがあります。

〇BB536菌
某メーカーが患者にBB536を与えたところ、14人中12人の症状が緩和し、うち10人の症状が消失したそうです。

〇ブレーベ菌
酢酸を作り、悪玉菌を減少させ、腸内有害物質を吸着して排泄し、潰瘍性大腸炎の症状を改善します。

〇LC1菌
生きたまま腸に届き、腸での定着力が良いです。有害菌やピロリ菌を減少させ、腸内環境を改善します。

症状を緩和するには以上の乳酸菌の量が大切

潰瘍性大腸炎の緩和には200億個から2兆個の乳酸菌が必要だったと報告されています。
それだけの量の乳酸菌を摂取するには、ヨーグルトでは少なくサプリメントでの摂取が求められます。
健康な人が毎日の生活習慣としてヨーグルトを食べることは腸内環境を良好に保ち、生活習慣病の予防になります。
症状に応じて、サプリメントやヨーグルト、乳酸菌飲料で腸内フローラを良好に保ってくださいね。

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